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2011年7月30日 (土)

夏の物語(コラム)

夏の日射しは、青い空からただまっすぐに注がれる。
気温は35℃を上回る。
セミの鳴き声と、流れ落ちる汗が日常の出来事になっていた。

お気に入りの喫茶店で、いつものブレンドを注文した。

斜め前の窓際の席には、懐かしい後ろ姿があった。

僕は席を立ち、窓際のテーブルを挟んだ反対側へ座った。

彼女は少し驚いていたけど、目を合わせてすぐに会釈をした。

言葉はいらなかった。

僕は彼女の目を見てるだけで、彼女が何を考えているかすぐに分かったし、それは彼女にとっても同じだった。

ウェイトレスは少し不思議そうに、テーブルにブレンドを置いた。

言葉もなく、僕らはただ見つめ合った。
たまに笑顔を交わしながら。

しばらくして、彼女は小さな声で「私そろそろ行くね」とつぶやいた。

僕は目を閉じて頷いた。

そして再び目を開けると、そこに彼女の姿はなかった。

頬に涙がつたうのを止める間もなく、時間だけが過ぎていった。

「大丈夫ですか?」

喫茶店のウェイトレスが声をかけてきた。

僕は濡れたレポート用紙を鞄にしまった。


傷跡〜夏と残った記憶

いつも見慣れた景色も、
ふと意識を変えて
眺めてみればきっと
いつもの場所じゃない

最高の場所は
探しだすものであって
作り出すものなんだね

でも黙って
立ち止まってしまっては
なにも生まれない

希望を捨てたら
全てが終わりだから…


僕と過ごした数ヶ月

時折、訪れる痛みにたえて

笑顔を絶やさなかった

ただひたすらと言っていいくらい

ダーツマシーンにかじりついてたよね

ねぇ、今なにしてる?

最後に会って喧嘩してから

君の姿はどこを探しても
見つからない

1つ隠してた事があるんだ

最後の日、君が今まで以上につらそうにしてたこと

気づかないふりしてたんだ

だから俺は喧嘩に乗ったのかも知れないね

そして今日が最後になるかもって、少し予感してた

でも、君が言った言葉

絶対に忘れない

ありがとう

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